医薬品とサプリメントの飲み合わせを解説。

サプリメントは、飲み合わせによっては、それぞれの効果をなくしてしまったり、人体に悪影響を及ぼしてしまったりする場合があります。
特に、医薬品とは重篤な結果を招く場合もありますので注意してください。

医薬品とサプリメント。

医薬品とはもちろん、文字通り、医療に使われている薬剤の事で、効果や効能は臨床されており、高い次元で薬効を発揮しますが、副作用も持っているものです。

サプリメントは、一般的に健康補助食品といわれ、効果効能が保証されているわけではなく、食事からの摂取で不足した栄養素を、補助的に摂取できる食品です。

当然ながら、どちらも人体に良い影響を与えるものなのですが、使い方や、飲み方によっては、副作用を引き起こしてしまいます。特に、医薬品は、効果も高いですが、副作用も重大なものが多いので、十分に注意が必要といえます。

サプリメントは食品なのですから、飲み合わせなんて無いように思いますが、単栄養素を高濃度に含んでいる場合が多く、その栄養素との相性によっては、副作用を引き起こす場合があります。特に、副作用がある医薬品との飲み合わせには十分な注意が必要です。

医薬品との代表的な飲み合わせ。

各栄養素と医薬品との代表的な飲みあわせを紹介していますので参考にしてください。

ビタミンC

炭酸脱水酵素抑制剤は、ビタミンCと併用する事で尿路結石を引き起こす場合があります。鉄排泄剤との併用も注意が必要です。

ビタミンE

血流を改善する効果があるビタミンEは、血栓防止薬や抗凝固剤などと同時に摂取すると、出血傾向が高まる恐れがあります。

ビタミンA

抗がん剤や、角化治療剤などのビタミンAと同じような作用を持っている医薬品は、過剰症を引き起こす可能性があるので使用しないください。また、抗生物質や、抗凝固剤なども注意が必要です。

葉酸

抗てんかん薬との併用仕様は、お互いの役割を低下させ手しまう可能性があるので注意が必要です。

ビタミンB6

パーキンソン治療薬で使用されるレボドパは、ビタミンB6の大量摂取により、効果が減少するので注意してください。

ビタミンD

強心剤との併用は、不整脈の原因となる可能性があります。慢性腎不全や骨粗鬆症の治療薬として使用されるアルファカルシドールなどは、高カルシウム血症の原因となる恐れがあります。

ビタミンK

抗凝固剤で使用されているワルファリンの効果を弱める可能性があります。

カルシウム

骨粗鬆症治療薬は、カルシウムにより吸収を抑制されてしまうため、注意してください。また、抗生物質も吸収を阻害しますので注意してください。
逆に、活性型ビタミンD3製剤は、カルシウムの吸収を高めるため、高カルシウム血症などの原因となる場合もありますので注意してください。

鉄分

甲状腺ホルモン剤や抗生物質、抗菌剤などは、鉄分と結合し、吸収が阻害されます。

イチョウ葉エキス

抗凝固剤と併用すると、イチョウ葉エキスの血流改善効果により、出血傾向を高めてしまう可能性があります。

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その他

  • 上記にあげた以外にもたくさんの飲み合わせが存在しますので、個人での判断はお控えください。
  • かかりつけのお医者さんがいる場合は、必ず相談してください。

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