免疫力とラクトフェリン。

様々な効果・効能に期待されるラクトフェリンですが、やはり代表的な働きとしては免疫力の向上が飛び抜けています。こちらでは、ラクトフェリンの効果や体内での重要性を理解しやすいように、体の防御システムである免疫とラクトフェリンの関係について解説しています。

免疫とは?

免疫とは、言葉のとおり「疫を免がれる」という意味を持ち、体が持つ防御システムです。

病原菌ばかりではなく、自分の体と異なるタンパク質、つまり異物が体内に入り込むと、これらを排除しようとする機能が働きますが、これが「免疫」なのです。

人間は50歳位になると1日約5,000個のガンの芽が出ると言われていますが、このガンの芽は免疫力によってすぐに摘み取られ、ガンにかからないようになっています。
しかし、加齢とともに免疫力が低下してしまいますので、ガンをはじめとする様々な病気を引き起こしてしまうのです。

私たちの体は外敵(細菌やウイルスなど)の侵入にあうと、白血球がすぐに攻撃して体を守ってくれるようにシステムが構築されています。

白血球のうち、好中球や単球(マクロファージ)は、直接細菌を攻撃します。
これに対してリンパ球は免疫細胞といって、細胞性免疫のT細胞と液性免疫のB細胞に分類され、B細胞が抗体(攻撃する物質)を作って攻撃します。
実はこのリンパ球が体の抵抗力と密接な関係にあるのです。

この白血球が何らかの原因(放射線や抗ガン剤)などによって減少すると、たちまち体の抵抗力が減退し、肺炎などの感染症にかかりやすくなってしまいます。

初乳や母乳に多く含まれ、子供の免疫力付与に欠かせないラクトフェリンは、副作用が殆どなく安全性が非常に高いと言われています。

(独)国立健康・栄養研究所の情報によれば、現時点の副作用として報告は「下痢を起こす場合がある」のみとなっています。

また、過剰摂取による過剰症としては、1日7.2gの摂取による皮疹、食欲不振、疲労、悪寒、便秘が報告されているようです。

他の栄養素等と比較しても、安全性が非常に高いことがわかります。

ラクトフェリンと免疫力の関係。

ラクトフェリンは、マクロファージやNK細胞、T細胞やB細胞を増強させて、免疫機能と抗ガン作用を活性化する働きがあります。

ラクトフェリンの効能によって、免疫力が向上することで様々な病気の改善が期待されています。下記にその一部を紹介しています。

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