コンドロイチンの効能を解説。

医薬品成分としても認可されているコンドロイチンですが、体内に広く分布している物質である為その作用は多岐に渡ります。こちらではコンドロイチンの効果効能を詳しく解説していますので、ぜひ参考にして下さい。

コンドロイチンの関節への効能とは?

まずは代表的な効能である関節への働きについてです。

関節において、骨同士が接すること通常ありませんが、これは軟骨という柔らかい骨がクッションの役割を持ってその間に存在しているためです。

また、軟骨と軟骨の隙間には「関節液(滑液)」が、関節の滑らかな動きを生み出す潤滑油として存在しています。

実はコンドロイチンは、この重要な関節液を軟骨内で多量に抱え込んでいるのです。

コンドロイチンは、軟骨の重要成分であるプロテオグリカンの材料として存在するだけではなく、その保水性を持って軟骨に水分と栄養を届けます。

このように関節部において重要な役割をいくつも担っているため、しっかり摂取することで関節痛の緩和に効果的だと言われているのです。

真皮中のコンドロイチンは、多量の水分を抱え込んで肌の水分量を保持します。
加齢に伴いコンドロイチンが減少すると、肌の水分はどんどん失われて、シワや乾燥の原因となります。

さらにコンドロイチンには、真皮の骨組みを形成するコラーゲン線維を正常に保つ役割も持っていますので、コンドロイチンを意識的に摂取した方が最初に実感するのは肌の変化だと言われており、「肌がみずみずしくなった」「輝きが生まれてきた」「ハリが出てきた」などの声がよく聞かれます。

コンドロイチンは、血液中にコレステロールが増えるのを防ぐ一方で、血管壁にコレステロールが沈着するのを抑える働きがあります。

また、コンドロイチンには既に沈着しているコレステロールを排除する作用もありますので、血液をキレイにして血管を若く保つ為に欠かせません。

※本来コレステロールは、細胞膜やホルモン、消化液の材料として不可欠ですが、過剰に増えると血液をドロドロにして血行を悪化させたり、動脈硬化を促す原因になります。

コンドロイチンのその他の効能について。

コンドロイチンにも、上記以外にも様々な効果があります。
余分な「血管新生」を阻止する働きについてはこちらをご覧下さい。

●骨を丈夫にして、骨粗鬆症の予防に役立ちます。

骨の中心であるコラーゲンにカルシウムが沈着する際に、糊付役としてサポートする成分がコンドロイチンです。
その為、カルシウムとともにコンドロイチンを摂取することで、丈夫な骨の維持、骨粗鬆症の予防に役立ちます。

●ガン細胞の増殖・転移阻止に期待されています。

ガン細胞はある程度まで増えると、自らの栄養を確保する為に新しい血管を作り出しますが、コンドロイチンの持つ血管新生阻害作用によって、ガン細胞による血管新生を防ぎ、ガン細胞の増殖・転移を阻止する働きに期待されています。

●目のトラブルを防ぎます。

コンドロイチンは、水晶体とその周囲の筋肉(毛様体筋)に多量に存在し、目のオートフォーカス(自動焦点)機能を円滑に進める潤滑油としての役割を担っています。
また、硝子体にも豊富に含まれていますので、老眼や飛蚊症など目のトラブル防止に役立ちます。

また、「腎炎の予防や改善」「難聴や耳鳴りの緩和や改善」「乾鮮や子宮筋腫の予防」「心筋梗塞の予防」のような作用にも効能が期待されています。

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