様々なL-カルニチンの効能を解説。

脂肪燃焼を促進し、ダイエットに効果的なことで有名なL-カルニチンですが、効能はこれだけではありません。こちらでは、脳の老化防止や不妊の改善に役立つL-カルニチンの持つ様々な効果について解説していますので、ぜひご覧下さい。

記憶力の増強や脳の老化防止に!

L-カルニチンは、最近では「健脳食品」としても注目されています。

脳内の「情報伝達物質」のうち、記憶力や学習能力などに深く関係しているものが「アセチルコリン」と呼ばれる物質で、L-カルニチンはアセチルコリンの生成に欠かせません。

その為、L-カルニチンの摂取で、アセチルコリンを増加すれば、脳の活性化に効果があるとされています。
そもそも脳の老化の背景には、脳内の「アセチル-L-カルニチン」の減少が大きく影響していると言われています。

L-カルニチンは、体内でその一部がアセチル-L-カルニチンに変化し、その多くは「血液脳関門」を難なく通過して、脳内に取り込まれます。
その後、脳内でコリンと結合し、アセチルコリンとなるのです。

L-カルニチンの摂取により、最大酸素摂取量が増し、持久力を向上させる効能があることが、いくつもの研究で明らかにされています。

また、L-カルニチンには、筋肉疲労を防ぎ、その回復を早める効果もあります。
これはL-カルニチンの摂取により、エネルギー生産が円滑に進み、疲労物質である「乳酸」の増加が抑えられるからです。

疲労が起こる背景には、ストレスや睡眠不足、病気など様々な原因があり、一時的な疲労であれば、ゆっくり体を休めることで解消されます。

しかし、忙しい現代人にとって休養を取ることは難しく、、疲労感やだるさは日常的な持病となりつつあります。

L-カルニチンは、身体エネルギーを生み出す原動力であり、同時にスタミナの増強や筋肉疲労をすみやかに和らげる効能がありますので、慢性的な疲労感やだるさを解消に役立ちます。

不妊の改善に!

L-カルニチンの摂取により、体のエネルギー産生が高まれば、心身ともに充実し、質の良い卵子や精子を育て、受精卵の細胞分裂をサポートすることに繋がります。

特に、L-カルニチンと、その代謝物であるアセチル-L-カルニチンは、精子の中にも多く含まれており、精子のエネルギー代謝に大きく貢献していますので、元気の源とも言えます。

(独)国立健康・栄養研究所において、不妊症に対して有効性が示唆されています。L-カルニチンをアセチル-L-カルニチンと組み合わせて6ヶ月間経口摂取したところ、不妊症の男性の精子の運動能が改善したという知見があります。

高中性脂肪血症の予防や解消に!

L-カルニチンは中性脂肪が分解されてできた脂肪酸(遊離脂肪酸)を細胞内のミトコンドリアに運搬し、その燃焼を促す効果があります。

その為、L-カルニチンが体内に豊富にあれば、血液中の余分な中性脂肪はエネルギーとしてどんどん燃焼し、高中性脂肪血症の予防や解消に役立つのです。

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