【ゴマ（胡麻）の効果を解説。】

ゴマって何？

アフリカあるいはインドが原産とされるゴマ科の一年生草木で、鞘の中に入った種子が私たちが食用とするゴマです。

生のままの種皮は固く香りも良くありませんので、通常は炒った「炒りゴマ」や、「すりゴマ」、「練りゴマ」などが料理の材料や薬味として用いられています。

ゴマにはゴマリグナンと呼ばれる「セサミン」、「セサモール」、「セサミノール」など成分の他に、トリプトファンやビタミン類などが含まれています。

近年では、『食』として楽しむだけでなく、強力な抗酸化物質を含有し、健康の維持や増進に役立つ食品として注目されています。

ゴマの効果。

下記に、代表的なゴマの効能を紹介します。

強力な抗酸化作用により、体内の酸化を防ぎ、健康や美容に役立ちます。

コレステロールの血管壁への付着を抑制し、動脈硬化などを予防します。

脂肪分解を促進し、ダイエットや肥満予防に役立ちます。

肝臓の働きをサポートし、アルコールの分解を促進します。

エストロゲン様作用により、更年期障害などの緩和に役立ちます。

ゴマの摂取時の注意点。

ゴマには、上記のように有益な効能があり、副作用等の報告もありません。

しかし、種子と油は高カロリーなので、肥満の方は摂取量に注意が必要です。

また、ゴマの摂取に伴う過敏症が報告されていますので、喘息の既往歴がある方は注意して下さい。